西アフリカ・ベナンに行く日本人のために②(事前準備編②)
よく海外に行く際にはキャリーバッグを持って行くイメージがあるが、
私はその対極にある。
持ち物について、
海外に行くときは、私は基本的にリュック一つで旅行している。
バックパッカーが持っているような大きなものではなくて、
タウンユース用の標準サイズのものである。
基本的には3日分の服しかなくて、それを手洗いで洗って着まわしている。
このお陰で、トルコ・イスタンブールでぼったくりバーに行ったときには走って逃げることができた。
www.bokunonatsuyasuminoyotei.tokyo
さて、「荷物は少なければ少ないほどよい」スタンスの私が、ベナンに
(1)持っていってよかったもの、
(2)持っていったけどいらなかったもの、
(3)持っていけばよかったもの、
は以下のとおり。
(1)ベナンに持っていってよかったもの
①汗ふきシート
コメント:
ベナンはほこりっぽい。国際空港のある都市・コトヌーは特にそう。排気ガスがすごい。あと、カフェとかがないので、ずっと歩いているしかないので汗ばむ。
あと、食事は手で食べる仕様になっており、フォークやナイフで食べると食べづらいったらありゃしない。そこで、手で食べ、お手拭き替わりに汗ふきシートで指先を拭いた。
②マラリア対策用のシャツ
マラリア対策として、長袖長ズボンなど、肌の露出を避けることが欠かせないが、
私はマラリアに服の上から刺されないシャツを購入した。
ちなみに1着12,000円くらい。私は3着も買ってしまった。
ただ、そのおかげか、一回も蚊に刺されることはなかった。
あと、このシャツ、すごく早く乾く。
ホテルで水洗いして、干しておけばあっという間に乾いてくれた。
ちなみに帰国後は1回も着てない。
③ユーロ
ベナンはフランスの植民地だったこともあり、現地通貨はユーロと両替しやすい。
街中の闇両替屋もみんなユーロをたくさん持っていた。
クレジットカードでのキャッシングはATMに信用があまりおけなかったので、私は使っていない。
現地でSIMを買って使った。
日本語のガイドブックは探したけど見つからなかった(実はひとつだけあったけど知るのでベナン現地であった、(3)⑤を参照)。
仕方がないので、英語版の地球の歩き方ともいうべきロンリープラネットのアフリカ編を購入。
えらい分厚かったので、ベナンのところだけ、コピーして持っていった。
(2)ベナンに持っていったけどいらなかったもの
①クレジットカード
街中はほぼ個人商店と思って差し支えないので、用無し。
また、普段海外旅行では外貨をATMのキャッシングで行う私であるが、ベナンではこの手は使わなかった。
ATMは全くないことはないのだが、
あっても何か怖くて使えなかった。
中央アフリカの中では先進国に入るガボンという国があるが、そこにいる大学の先輩(日本人)が、ATMにはお金が入っていないこともあると言っていた。
あと実際、ガボンに行ったときに、欧米人とおぼしき白人の親父がATMを使っていたら、カードが吸い込まれて出てこなくなった現場を目撃したので、アフリカではカードは使うまいと固く決意したのであった。
なお、アフリカではVISAカードしか使えないところがほとんどだとロンリープラネットに書いてあった(マスターカードが使えるというだけで、ガイドブックに載るくらいのレベル。ベナンにも一箇所あった気がする)。
②プライオリティ・パス(空港のラウンジを使えるやつ)
私は楽天ゴールドカードを所有しているので、プライオリティ・パスをもっている。
ただ、ベナンのコトヌー国際空港にラウンジは見当たらなかった。
あと、帰りの便について、余裕を持って出発の3時間前に到着したが、
2時間前くらいにならないと空港の中に入れてもらえなかった。
(3)ベナンに持っていけばよかったもの
①マスク
ほこりっぽい&排気ガスがすごくたくさん。
すぐに喉がいたくなる。
私は現地でのど風邪を引いたため、痛さ倍増。
②フランス語の語学力
私はブロークンなトラベル英語しか話さないが、
英語もほとんど通じなかった。
文字を見せてもダメ。
バイタクの運転手たちには、なぜか目的地の画像を見せたのにダメだった。
(本筋と外れるが、バイタクの運転手に、「ガンビエ」という水上集落に連れてってくれといったが、やたらツアー会社に行こうとするので、おかしいなとおもったら「ザンビア共和国」に連れてこうとしていた)
フランス語を話せたほうがより楽しめると思う。
ただ、私はたとえもう一度ベナンに行くことがあっても、フランス語をやるモチベーションにはならないので、英語で勝負すると思う。
ベナンは基本的にエンターテイメントに乏しい。
より楽しむには知的な好奇心を掻き立てることが必要である。
私は行ってみたものの、そもそもあまりブードゥー教を知らなかったので、
「ふーん」で終わってしまった。
奴隷貿易についてもしかり。
大学受験では日本史選択(ちなみに日本史の偏差値は70)なので、世界史はさっぱり。
もっと楽しみたかったぜ。
④帽子
カフェはない。
休むとしたらレストランに入るしかない。
ずっと食べているわけにもいかないので、
ずっと歩き回っていた。
日差しが強い気がした。
⑤日本語のガイドブック
ベナンでたけし日本語学校を運営するNPOがガイドブックを出している。
おそらく日本語で書かれた唯一のベナンのガイドブックである。